ろじをの生き方さんぽ

精神疾患から蘇ったので元気をおすそ分け

"普通は"だなんて言わないで

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世の中の"普通"に苦しめられた

女性目線のお話です。

 

"普通"に生きていけない彼女は

自分をずっと責め続ける。

その姿はとても痛々しい。

 

でもその"普通"ってのは一体なにを指して普通だと言っているのか。

 

僕は昔から"変わっている""変な人"

などとよく言われていた。

 

自分では大して変なんか思ってないけど

周りから見ると"変"らしい。

ただ"普通"に行動していたのだ。

 

"普通"というのは

かなり基準が曖昧なんじゃないかなと思う。

 

"普通"という言葉は確かに存在はしているけど

その内容はすっからかんなのでは?

 

生き物には"普通"という言葉が馴染まないのではとさえ思う。

 

シロクマを砂漠へ連れて行きバテると

「おいテメェ、何バテてんだ。

根性がない」

などと言えるだろうか。

 

僕は"変"だと言われ続けたが

全く嫌な気持ちにならなかった。

むしろ"普通"だと思われることを

恐れていた。

 

しかし、大学入試を目前に

勝手に自分を縛りまくって

いきなり"普通"に生きようとした。

 

その"普通"には全く魅力を感じていなかったのにも関わらず。

(そこは自分に対して"変な人"だと思う)

 

そこからやけに"普通"に執着してしまった。

「大学はいつまでに卒業しなければ」

「どこどこに就職しなければ」

 

これらは全て周りの意見でしかなかったけど、

これが"普通"なんだ

"普通"でなければ生きていけないんだ

と自分を追い込んでいた。

 

でも"変"な自分には

周りのいう"普通"が合わなかった。

シロクマin 砂漠状態。

 

その結果、薬漬けの日々が始まってしまう。

 

【私は、ひとりで抱え込むことの限界を知っている。死がまとわりつく苦しみも知っている。他人からは「些細なこと」とか「我慢が足りない」という言葉で簡単に片付けられてしまうことも知ってしまった。渦の中に引きずり込まれたら平常心ではいられないのだ。簡単に「わかるよ」とか「もっと大変な人もいるよ」と言われてしまう絶望感は、経験した人にしかわからないかもしれない。】

 

"普通"に生きることのできない小説の中の彼女の叫びが、僕の心を少し軽くしてくれた。

 

頭では分かる。

でも自分ではどうしようもないのだ。

 

だから自分を責めてしまう。

こんな自分なんていてもいなくても同じ。

こんな試練にも耐えられない自分は

死んだ方がマシ。

 

本気でそう思ってた。

 

でもそうはしなかった。

 

死ぬ前に

一回自分を認めてやろうと思った。

 

全て自分で自分を許す。

 

他人からの許しなんて関係ない。

 

そして好きな事

自分が面白そうだと感じる事

それだけをやろう。

 

そうして今僕は生き延びている。

 

僕にはとても仲の良いいとこがいる。

 

彼の家は昔

いろんな事情が絡み合って

家庭崩壊の危機を迎えていた。

 

しかし彼は僕らに

一切SOSを出さなかった。

僕ら家族も少しは詮索したりもしたけど

彼は大丈夫としか言わなかった。

 

今になって彼は言ってる。

 

「あの頃ほんとはかなり辛かった。

助けが欲しかった。

でも世の中にはもっと大変な家庭がある。

そう思って何にも言わなかった。

でも、今思うのは

周りなんて関係ないということ。

その人が"辛い"と思ったら

それはもう"辛い"んだ。

だから、ちゃんと伝えるべきだよね。」

 

世の中にある"普通"なんて

大したことないと思ってる。

 

大学なんて

ほんとに学びたい事ができて

それから入学した方がよっぽど良い。

 

仕事は自分で作ればいい。

 

あなたが"辛い"なら"辛い"と言えばいい。

 

よく分からない"普通"にこだわって

自分が死んでいく方がアホらしい。

そう思いませんか?

 

 

夫のちんぽが入らない (講談社文庫)

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ろじを