ろじをの生き方さんぽ

精神疾患から蘇ったので元気をおすそ分け

勝手なシナリオを思い描くことは生きづらい

僕の親友がひどくふさぎ込んでいた。

気分が鬱々とし、夜は眠れないという。

会社でいろいろあり、退職まで追い込まれていた。

 

正確にいうと退職に追い込んでいたのは彼自身だった。

自分はもう不要な人間だと言って、自分で辞める以外の道を閉ざしていた。

 

しかし実際は違った。

会社は彼を必要としており、彼に好都合の条件を提示した。

 

希望を失っていた彼はその提示に驚いていた。

 

 

時々ぼくも彼のように

自身の負の感情の渦に飲み込まれそうになることがある。

 

嫌なことや不安なことのイメージを勝手に頭の中で膨らませてしまう。

そして実際には起こってないことまで勝手に想像して落ち込んでしまう。

 

夫婦喧嘩のきっかけもよく聞けば

「夫のあの行動は、嫌がらせに違いない」などと、歪められたイメージであることが少なくない。

 

 

高校のころ、ネガティブ思考を勧める友人にその理由を聞くと

「物事をネガティブにみれば、すべてプラスに見える」という。

 

でもこの考えで人の優しさを素直に受けとれるのか。

この友人は、頭の中でずっとネガティブなリハーサルを行っている。

そうして鍛えられたネガティブ思考は先ほどの夫婦喧嘩の時のように

「あれは嫌がらせに違いない」

と物事を解釈してしまうのではないか。

 

実際に起きていないことにあれこれ悩むのはエネルギーを消耗する。

生きているのは今この時間だけなのに、そこへエネルギーを使うのはもったいない。

 

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実際に起こっていることと頭の中だけで起きていること。

そこの境界線をはっきりさせよう。

それをするだけでも、ずいぶん生き易くなる。